平成28年度 石狩管内学校課題研究発表会   
  江 別 市 立 文 京 台 小 学 校   
                                                    平成28年11月25日(金)開催 参加者 166名
   
T 研究主題        
 「主体的に学び、共に高め合う子どもの育成」
       
だれもが「わかる」「できる」算数科の授業づくりを通して〜  
U 研究仮説    
 わかる喜び、学ぶ楽しさを感じられる授業づくりをすることにより、進んで学び、共に高め合う児童が育つであろう。    
(1)学習内容の定着を図るための指導過程の工夫を行えば、わかる喜び、学ぶ楽しさを感じ、主体的に学習する力を育てる
   ことができるであろう。
  
 (2)自分の考えを持ち、筋道を立ててわかりやすく表現するためのノート指導を行えば、意欲をもち、主体的に学習する力
   を育てることができるであろう。  
  
 (3)多様な発想を引き出し、自分の考えを深めたり、広げたりすることができる話し合い活動を行えば、適切なコミュニケ
   ーションを図りながら、学び合い高め合う力を育てることができるであろう。
  
V 研究内容      
【研究内容1】
 〇学習内容の定着を図るための指導過程のあり方
   @本時の目標に応じた授業づくり
   A「わかった」から「できた」を実感させる振り返り場面の工夫
   B授業と連動させた家庭学習の指導
  
【研究内容2】
 〇自分の考えを持ち、筋道を立ててわかりやすく表現するためのノート指導のあり方
   @ノートの基本の型の指導
   Aノートづくりを意識した板書構成の工夫
   B図、表、文字などによる自力解決
   CICT機器の活用
 〈日常の教育活動での「書く力」の育成〉 
 
【研究内容3】
 〇多様な発想を引き出し、自分の考えを深めたり、広げたりすることができる話し合いのあり方
   @1分間スピーチの活用
   Aペア・グループでの話し合い活動
   B算数的表現方法を用いた問題解決
   C話し合い活動の工夫
   DICT機器の活用
 〈日常の教育活動での「話す力」「聞く力」の育成〉
 
【研究を支える土台】  
 だれもが「わかる」「できる」ための環境づくり だれもが「わかる」「できる」ための人間関係づくり    

@学習規律の確立
A黒板前の整理、整理整頓された教室環境 
Bクラスのルールの視覚化
C教室掲示(単元の流れ 既習事項 家庭学習)
D家庭学習の習慣化   
E書く力の育成
F話す力・聞く力の育成
@朝の会、帰りの会でのコミュニケーション活動
A全校的なコミュニケーションの力を育む取組
B支持的風土のある学級づくり
C保護者への研究内容の情報提供 


W 日 程

 受
 付
公開授業 移動 全体会
研究発表
移動 分科会
アンケート


X 授業公開

教科・学年 単元名 授業者 授業の様子  参加者の声
算 数

かがやき
 「かずをかぞえよう」 
川勝みゆき
岡本 光恵
○子どもたち一人一人に対する支援を感じることができました。

○個々の児童の実態に応じて丁寧な教材づくりを見習いたいです。授業の1時間の構成なども参考になりました。

○日頃のすばらしい個に応じた学習指導の様子がよくわかり、勉強になりました。

○一人一人に合った教育がされていて素晴らしいと感じました。
算 数

1 年
 「ひきざん」 
佐々木 健 ○見通しを持たせて取り組ませる授業、とても参考になりました。ペア交流等意見を言う場面を多く持たせ、子どもたちが主体的に活動している姿が印象的でした。

○どの子も落ち着いていて学習に取り組んでいました。担任の先生の温かい配慮(ノートの大枠を事前に用意してあげる、小さな頑張りを認める等)で、楽しい雰囲気の教室作りができていました。

○子どもたちがお互いに学び合い、とてもよい雰囲気でした。

○とても落ち着いた子どもたちでした。授業中の話すボリュームや視線がとても立派でした。

○指導案の流れから、校内統一された丁寧な指導をされているのが分かりました。

○中学校の教員ですが、ノート指導などこれだけ小学校で丁寧に行っているので、中学校でもつなげていければいいなあと思いました。小中連携、大事ですね。
 
算 数

2 年
 「かけざん九九づくり」
松本  輝
算 数

3 年
 「分数」 
川又 真一 ○具体物から入る分数の授業を見ることができ、勉強になりました。

○話を聞く姿勢が身についていると感じました。ノートも丁寧でした。

○子どもが話す場面が多くあり、とても参考になりました。

○説明するという活動がとても上手でした。図や言葉もスムーズに書き始めていて、今までの積み重ねを感じました。

○積極的に発表しようとする姿勢や他の意見と見比べながら考える様子がとても主体的でよかったです。

○真剣に授業に臨んでいました。先生の声かけが細やかでどの子もアドバイスを受け入れ、素直に学ぶ姿がありました。
 
○学校が一つとなって行ってきたことが伝わってきました。
算 数

4 年
 「垂直、平行と四角形」 
南口 陽子
算 数

5 年
 「割合」 
吉澤 秀樹 ○話す・書く・聞く…子どもたちの力の高さに驚きました。明日からでも取り組みたい内容ばかりでした。

○ICT機器の活用が進んでいるなと思いました。子どもたちが時間いっぱい頭をひねりながら、一生懸命考えていたのが素晴らしかったです。

○学習のパターンがルーティン化していて、子どもたちが見通しをもって取り組めるのではないかと思いました。

○グループで考えたり、ホワイトボードに記入したりすることに慣れていて、普段から共に学び合うことが身についていると感じました。

○小学校の授業を見るたび非常に勉強になります。定着を図るための過程等、勉強になりました。

○子どもたちが生き生きと授業に参加していました。それは「わかる」「できる」算数の授業づくりが定着してきている何よりの証明ではないでしょうか。
算 数

6 年
 「拡大図と縮図」 
長坂真奈美


Y 分科会

 分科会  司会者 研究協力者 記録者
特別支援
かがやき
 江別市立大麻西小学校
     教諭  鎌田 洋一
 石狩市教育委員会 生涯学習部
         次長  松井   卓
 江別市立いずみ野小学校
     教諭  小野寺理恵 
低学年  恵庭市立柏小学校
     教諭  松本 亮子
 江別市立豊幌小学校
         校長  目黒壽美子
 江別市立中央中学校
     教諭  木戸 恭子
中学年  恵庭市立若草小学校
     教諭  菅又  恵
 石狩教育局義務教育指導班
      指導主事  原   健一
 江別市立大麻西小学校
     教諭  松原 智恵  
高学年  江別市立野幌若葉小学校
     教諭  本吉 昭人
 千歳市立信濃小学校
         校長  加藤 理恵
 江別市立中央中学校
     教諭  平  雄貴